日神管財株式会社

顧客事例#012

日神管財株式会社

3品目で年間1億円のコスト削減を実現。 創出した資金を人材に投資し、事業発展へ生かす


基本情報

業種・業態
不動産業
エリア
東京都
設立
1987年
従業員数
169名

インタビュイー

  • 総務部 次長 水島 大介 様

  • 建物管理第1部 第7課 係長 中野 浩明 様

まず、貴社とおふたりのご紹介をお願いいたします。

▍水島さん
弊社は、1987年に創業しました。主に不動産の賃貸管理と売買仲介、建物管理といった事業を展開しています。

私は現在、総務や人事を担っていますが、人材を雇えば雇う分だけ人件費が掛かりますので、日々コストにも気を配りながら業務を行っています。

▍中野さん
私は、他の管理会社が管理するマンションなどの物件を、弊社の管理へとリプレイスする業務を担当しています。

以前から、自社でも「コスト削減」に取り組まれていたのでしょうか。

▍水島さん
以前から一部で取り組んでいましたが、取引先に声を掛けてみるものの、断られたらそれ以上は突っ込まないという形だったので、実際に削減できた金額はほんの少しでした。

▍中野さん
上席と付き合いが長い取引先もある中で、そういった人間関係のしがらみを調整できるのかという課題もあって。いつかやらなくてはいけないものの、着手が難しいところもありましたね。

そんな中で、弊社サービスを導入いただきましたが、不安はありませんでしたか。

▍水島さん
弊社の代表は、サービスの導入に非常に前向きでした。一方、現場の私たちとしては、「価格を下げることでサービス品質が低下しないだろうか」という心配は少なからずありました。

▍中野さん

私は業務の性質的に、他の管理会社の契約価格をある程度把握していたので、「なぜ他社と弊社の単価が違うのか」と、漠然と疑問に思っていて。

今回のRELATIONS(以下、リレーションズ)さんとの取り組みで、その部分が適正化されればという期待もありました。

実際に活動された中で、特に印象に残っていることはありますか。

▍水島さん
僕がコンサルタントの方と一緒に担当した経費品目は、長らく1社と契約しているものでした。しかし、今回の見直しで新たな企業が大幅なコスト削減に繋がる提案をくださり、結果的に取引先を切り替えました。

取引先が変わると、社内の細かい調整が発生します。多少の手間はありましたが、契約内容は同等にも関わらず、今までとあまりにも価格が違うことに驚きましたね。この活動がとても印象に残りました。

リレーションズさんの第三者目線が入ることで、今までのお付き合いがベストではなかったことを再認識したので、新しい取引先とは馴れ合いの関係にならないようにしようと思っています。

▍中野さん
私は、この機会に自主的にコンサルティングの本を読み、「コンサルティングとは」「交渉とは」という部分を勉強したのですが、これまでの固定概念を崩さないといけないなと感じました。

例えば、1万円のサービスを9,000円に下げてもらい満足したとしても、本来は6,000円まで下げられたかもしれません。そういった本当の適正価格というのは、リレーションズさんに指南していただかないと分からなかった部分だと思います。

取引先に価格の見直しを打診する際の設計や、先方に納得していただけるような伝え方は、とても勉強になりましたね。

今回の活動で「3品目で1億円を超えるコスト削減」が実現しましたが、サービスに対する評価はいかがでしょうか。

▍水島さん
それはもう、満点です(笑)。最初の段階で「最大で1億円の削減になります」と聞いていたものの、弊社で20年以上も変わらなかった部分にメスを入れるので、「本当にそんな金額の削減が可能だろうか?」と思っていましたから。

活動後の役員会では、代表がグループ会社に対して成果報告をした上で、「これだけのコスト削減をしたので、社員を数名採用したい。」という提案をしたのですが、スムーズに承認されました。

コストを削減できた分を、次の投資に生かすというサイクルはとても良いですよね。

▍中野さん
私も満点だと思っています。純利益として1億円上げるには、10億、20億ほどの売り上げを上げなければいけませんからね。
今回の活動に携わることで、私自身多くのことを学べましたし、大きな成果にも繋げることができて、「人生が変わった」とまで感じています。

最後に、今後のチャレンジについてお聞かせください。

▍水島さん
今は新型コロナウイルスの影響で、多くの企業で売り上げが下がっている状況なので、こういったコストを削減する業務は非常に重要になってくると思います。

活動後は親会社や他企業の方にリレーションズさんのサービスを紹介しましたし、私たち自身も、第2フェーズのコスト削減に着手しているところです。

▍中野さん
前回とは品目の性質が異なるため難しい部分もありますが、第1フェーズのような成果を創出して、新たな投資に繋げられればと思います。