株式会社合田観光商事

顧客事例#008

株式会社 合田観光商事

自社主導の「1億削減プロジェクト」を開始! 総務から組織を変える、新たな挑戦とは


基本情報

業種・業態
娯楽業(アミューズメント・レジャー)
エリア
北海道
設立
1981(創業:1952年)
従業員数
1,660(正社員、パート含む)名

インタビュイー

  • 取締役 経理財務部 部長 富田 健司 様

  • 総務部 部長 草間 栄 様

  • 経理財務部 財務課 浅野目 祐介 様

  • 総務部 総務課 課長 藤田 和也 様

弊社サービスを最初に知った時の印象はいかがでしたか?

▍富田さん
最初は「アミューズメント業界で実績がある」ということで、紹介を受けたんです。

もともと自社内でも、総務部が「雑巾をギリギリまで絞る」ような感覚で、コスト削減には取り組んでいました。

ですので、他社さんからコスト削減サービスのご提案を受けても、導入には至らなかったんですね。

そんな中でRELATIONS(以下、リレーションズ)さんにお会いしたのですが、第一印象としては、「コスト『削減』ではなく、コスト『改善』だ」というコンセプトが面白いと感じました。

現状の取引先様を変えるのではなく、維持しながら最適なコストを実現する、と。

さらに実績もお持ちでしたので、「これはコスト削減に対する次の一手になるかもしれない」と考え、導入を進めることにしました。

▍草間さん
ちょうどその頃、会社として売上も徐々に下がってきていまして…。「どうしたらいいんだ」という雰囲気を、社内でも感じることがありました。

ですので、富田からリレーションズさんの話をもらった時には「やりましょう」と即答でしたね。

実際にコストが下がるかどうかは別にしても、とりあえずやってみて、それがどれだけのものなのか知りたいなと。ある意味、新しいチャレンジのような感覚でした。

実際にご支援が始まって、最初の印象はいかがでしたか?

▍草間さん
最初にオフィス備品系のサービスに取り組んでもらったのですが、出てきた金額を見た時には「えっ?」という感じで。もう衝撃でしたね。

「これまで自分たちでやってきたコスト削減は何だったの?」と思うくらい、衝撃的な価格でした。

そこから10ヶ月ほどで、店舗設備系のサービスや販促など16品目合計で、年間3億円以上のコスト削減をすることができました。

▍浅野目さん
自社でコスト削減に取り組んでいると、やはり担当者さんとの関係もあったりして、「今ある形を崩したくない」と思ってしまう部分もあるんですよね。

ですが、リレーションズさんとの活動を通じて「このくらいの実績を出せるんだ」ということがわかったので、自分たちでももっと頑張ろうという気持ちになりました。ある意味、目標が明確になったことで、意識が大きく変わったような気がします。

▍草間さん
今、自社主導で価格交渉をしていても「リレーションズのコンサルタントさんだったらこういう時にどんなアドバイスをくれるかな」と考えたりしますね。

活動の中で、取引先様の事業所や工場などを見学に行かれたとか。

▍藤田さん
そうなんです。リレーションズさんの方でアレンジしてくださって、合計で8社に訪問しました。「大人の社会科見学」と呼んでいましたね。

実際に取引先様の工場の内部なども見せてもらったのですが、やはり非常に勉強になりました。

総務にいると、なかなか「外に出る」機会がないんですね。ですので、純粋に異業種への訪問から吸収できることもありましたし、取引先の方への信頼感も高まりました。

弊社の代表が同行した回もあったのですが、その際には非常に手厚くもてなしていただいて、驚きましたね。こういったことをアレンジできるリレーションズさんはすごいな、と感じました。

▍浅野目さん
大人の社会科見学には、総務からだけではなくて、経理であったり、営業からも参加したメンバーがいましたね。

気軽な感じのイベントとしてアレンジしていただいたので、参加のハードルも低かったのが非常に良かったと思います。

当初は総務部だけだった取り組みが、徐々に他部門にも拡大されたんですよね。

▍富田さん
はい。もともとコスト削減に関しては、総務だけで取り組んでいました。

ただ、リレーションズさんのような第三者に入ってもらうことで、他部門が管轄している領域にも活動を広げていきたいという狙いもありまして。

実際、スタートする際に弊社代表からも「社内に『聖域』を設けずにプロジェクトを進めよう」という話をしてもらっていました。気軽な感じのイベントとしてアレンジしていただいたので、参加のハードルも低かったのが非常に良かったと思います。

▍草間さん
部署の壁を越えるとなるとなかなか難しい面もあるのですが、結果的には、妙な誤解をされることもなく活動できました。

これは、リレーションズさんが社内にかなり出入りしてくださっていて、他部門にもきちんと対面で紹介できたことが大きかったですね。

▍藤田さん
「組織を動かす」ということになってくると、なかなか外部の方が触れる部分ではないかと思います。ですがリレーションズさんは、社内の雰囲気も掴んでくださっていたので、うまく調整して道を作っていただいた感覚です。

また、最初に総務部が管轄する部分で実績を出してから他部門に入っていったので、進めやすかったという面もありました。

最後に、今後のチャレンジについて教えてください。

▍藤田さん
これまでは、コストを削減した分は主に会社全体に還元するような形になっていました。ですが実は今、新しい取り組みとして、「1億円プロジェクト」という取り組みを始めています。また、最初に総務部が管轄する部分で実績を出してから他部門に入っていったので、進めやすかったという面もありました。これは、リレーションズさんが社内にかなり出入りしてくださっていて、他部門にもきちんと対面で紹介できたことが大きかったですね。実際、スタートする際に弊社代表からも「社内に『聖域』を設けずにプロジェクトを進めよう」という話をしてもらっていました。気軽な感じのイベントとしてアレンジしていただいたので、参加のハードルも低かったのが非常に良かったと思います。

これはリレーションズさんのサポートを受けながら、プロジェクトメンバーが主体となって1億円を目標にコスト削減を行うプロジェクトです。削減した分の30%を、バックオフィスの業務改善のための予算とすることになっています。

削減した分が自分たちに還元されると思うとやる気も増しますし、今まで予算を持ったことがないので、その金額を何に使おうって今からワクワクしています(笑)。

▍富田さん
やはり私たちとしては、新しいことにどんどん挑戦していけるような会社になっていきたいんですね。

これまではどちらかというと、業界の流れ的にも保守的になってしまう部分があったのですが、それだけだと生き残れないと考えています。

日本もどんどん人口が減っていく中で、同じ事を繰り返すだけでは、どんな業界であれ売上が下がっていってしまいます。その中で、自社の領域を広げていくためにも、能力の高い社員がその実力をどんどん発揮できるような仕組みを作っていきたいですね。