株式会社タイラベストビート

顧客事例#011

株式会社 タイラベストビート

他社コンサルと「見直し済」の品目も大幅コスト減! 予想を超える成果を創出できた理由


基本情報

業種・業態
娯楽業(アミューズメント・レジャー)
エリア
福岡県
設立
1984年
従業員数
945名

インタビュイー

  • 取締役 営業本部長 中村 栄一 様

弊社と最初にお話させていただいたのは、2015年ですよね。

そうですね。今でも覚えているのが、最初にお会いした時に「(コスト削減に向けて)都合・不都合はありますか?」という話をされたんですよ。

要するに、取引先といっても、価格についての折衝ができるところとできないところがありますよね。そこをまず切り離して話していきましょう、という提案をされて。

そこまで考えているのであれば、もうちょっと話を聞きましょうか、ということになったんですね。

と言うのも、RELATIONS(以下、リレーションズ)さん側の立場に立つと、見積もりの段階であれば、数字なんていくらでも大きく出せるはずなんです。まずは限界値をぶつけてきて、そこからやってみる、ということもできるわけじゃないですか。

ただ、私たちからすると、絶対に関係性を大切にしたい取引先もありますよね。その部分に配慮いただいているのは、とても重要なことだと感じました。

しかし一方で、やってみなければ結果はわからないじゃないですか。営業の段階でどれだけ良いことを提案されても、結果が出なければ一緒ですから。

その点、リレーションズさんの場合は成功報酬だったので、もし成果がでなければ弊社は報酬を支払う必要はないと。そういった部分でも、とっつきやすさはありましね。

弊社とお話させていただく前から、コスト削減には取り組まれていたんですよね?

そうですね。実際に、別のコスト削減コンサルの企業さんにも入っていただいていました。

ただ、「この品目の場合、この価格までは下がりますよ」という情報だけをくれるようなコンサル会社さんで。

その数字をもらったあとは完全に自分たちだけで取り組む形だったので、「このぐらいだったらこっちでもできるんじゃないか」という感覚がありました。

その数字も、プロが弾き出した数字だとは思うのですが、実際は現場の事情だったりも色々あるわけじゃないですか。

こうした背景から、当時お願いしていた1社のみの見方に固執せず、違う視点からも見て判断したいなと気持ちがあって。それも、リレーションズさんにお会いした理由のひとつでしたね。

実際に弊社との活動が始まって、最初の印象はいかがでしたか?

最初に一番「おーっ」と思ったのが、とあるオフィス備品で、今まで私が見たこともないような価格が出てきたんですよね。あれはインパクトがありましたし、本当に感心しましたね。

自分たちでもこれまで取り組んできたある程度のノウハウがあったのですが、それを覆してきた。その時に思ったのは、リレーションズさんは解析力がすごいんだろうなと。こうした背景から、当時お願いしていた1社のみの見方に固執せず、違う視点からも見て判断したいなと気持ちがあって。それも、リレーションズさんにお会いした理由のひとつでしたね。

リレーションズさんと取り組んだ品目は多岐に渡りますが、その中には、他社コンサルさんに提供いただいた数字を元に、価格を見直し済だったものもいくつもありました。

そういった品目に対して当初は「一度やってるけど、どんな数字が出てくるのかやってみてよ」といった感覚でしたね。

そして実際に取り組んでみると、そこからさらに大きく価格が下がって。店舗運営系のコストを中心に、予想を超える大幅なコスト削減を達成できました。

過去にコストの見直しを行った品目であっても、更に価格が下がったのはどうしてだと思われますか?

やはりそれは、価格やコストという部分に対して、どこまで切り込んで話をしていけるか、ということだと思いますね。

リレーションズさんの場合は、最初に無謀な数字を出して、価格を叩きまくる、といったことはしないんです。

と言うのも、弊社としてはコストはなるべく下げていきたい一方で、取引先に無理難題を押し付けて、そこが潰れてしまったらどうしようもないわけじゃないですか。

その部分をしっかり掴んで見極める、ということをリレーションズさんはうまくされている印象です。品目ごとのコスト構造も理解しているので、「どこをどう削ることによって、どこまで値段を下げられるか」という部分をしっかり話し合えるんですよね。

また、やはりコンサルタントの方が熱心ですね。まぁ成果報酬で、実績がそのままリレーションズさんの実入りになるわけなので、当たり前かもしれないですが(笑)

最後に、御社の今後の挑戦についてお聞かせください。

アミューズメント業界は近年、大きく変化しています。私がこの業界に入った当時は、働いている人も、短期で働いて、ふらっと消えてしまうなんていうことも当たり前でした。

ですが今は、社員数も増え、新卒採用も行っています。従業員のための福利厚生なども、しっかりと整備しています。

そこで考えなければいけないなと思っているのは、企業として「従業員が定年までいられる」状態をどう作っていくか、ということです。

年齢を重ねると、いつまでも店舗の前面に出続けることも難しいじゃないですか。その中で会社としてどういう機会を提供していけるか、それを考えなければいけないなと。

例えば弊社では、従業員が色々な分野での資格をとるための費用補助の制度を提供しています。

仕事と直接関係がなくても、その人にとってプラスになるような部分を、会社が手助けするということですね。私の周りでは、アンガーマネジメントや、ビジュアルマーチャンダイジングの学習にこの制度を利用した人間がいます。

これは、その人のモチベーションを高めるためのひとつの形だと思っていて。

私は最近、「定年したら何しようかな」って考えているんですよ。そうやって、夢を持つのって面白いでしょ。

目の前の仕事だけに追われているより、色々なことを勉強して吸収することによって、本人のモチベーションや考え方が変わってくるといいなと。今後はこうした部分に、会社としてもっと投資をしていけるといいなと思っています。